さだまさし ニューアルバム『予感』

さだまさしさんのニューアルバム『予感』を遅ればせながら、やっと聴く事が出来ました。

一通り聴いた私の所感は、

「まっさん、おかえりなさい。」
久しぶりに長年応援して来たファンの元へ、さださんが帰って来てくれたように思えました。
聴き終えた時、嬉しくて、うっすらと涙が出て来たりしました。

業界やその他(初期しか知らない自称ファン）に乗せられて、明後日の方へ行ったまま、懐メロ歌手になってしまい使い捨て？されるのではないか・・・と心配しておりました。

今回のアルバムは、なかなか良いですぞ。まっさんは、やれば出来る人なのですから、ヒット曲しか知らない変な人達に惑わされたりという、才能の無駄遣いはして欲しくないです。

ヒットしたとか、ヒットしなかったとかは、ファンには関係ないのです。「Once Upon a Time」とかは売れなかったそうですが、私は好きな曲です。売り上げ枚数や周りの意見（ヒット曲）とかを、いちいち気にしてたら、私は、さだファンにはならなかったでしょう。

唯一、犬の歌はこのアルバムに収録しなくてもいいかな…とも思いました。昔だったらシングル（のB面？CW？）あたりに入れる曲でしょうけど。。。CDが売れない時代ですし、まあ許容範囲でしょう。

このアルバムが何枚売れたとか、オリコン何位とか、そんな事は、私の様なファンには「どうでもいい事」なのです。私は高く評価します。これがあるから「さだまさし」ファンは辞められないのです(^^;

久々やってくれました。まっさんありがとう！

さだまさし「ホールは文化財」 東京厚生年金会館閉館

さだまさし「ホールは文化財」　東京厚生年金会館閉館

「スポーツ報知」の記事によると、さだまさし氏が厚生年金会館の閉館について、感想を述べていたらしい。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100327-OHT1T00084.htm
「長嶋さんにとってみれば、後楽園球場がなくなるのと同じ感覚じゃないかな。自分の実家みたい。『帰ってきたな』と思わせるホールはもうつくれない」
「ホールは文化財。その認識が日本人にない。どれだけの人が何に感動したか計算に入れていない。閉館には『バカモノ、何を考えているんだ』と言いたい」。

さだ氏本人が、この様に発言したのかは私には判らないので、この記事を前提に感想を書きます。

【注意・・・以下、さだまさしさんのファンで、批判が嫌な方は読まないで下さい。】

正直な所、この記事を読んで、さださんの曲は、兎も角、さださんが嫌いになりそうな位、とても腹が立ちました。

東京厚生年金会館への思いや、同ホールで感動した人達の気持ちを代弁しているかの如く語っております。しかし、さださん自身、最近は厚生年金会館での公演が減っておりました。例えば、昨年は、まさしんぐWORLDも「美しい朝」ツアーもNHKホールのみでした。

東京公演の場合、私はNHKホールが大嫌いなので、東京厚生年金会館の方を選んでおりました。さだまさしさんの『東京厚生年金会館での公演』を待ち望んでいたひとりです。

35周年ツアーもNHKホールのみで「記念のお祝いだから」と渋々出向きましたが、同ホールの音響酷さに辟易して、ガッカリしました。自宅で観たWOWOWでの録画放送の方がよかったです。

せめて、厚生年金会館であったなら音響的にもマシだった筈です。思い入れがあるなら、キャパの問題もあるにせよ、何故使用しなかったのか？大阪公演でフェスを使用していたのと対照的です。

今回は、閉館でプレミアムつけられてしまい、もちろん？チケットは取れなかった。

A WEEKがなくなってからは、厚生年金会館での公演は、一度も１階席には座れなかったし、２階席の後方ばかり。「１度位は、厚生年金の１階席前方中央で観てみたい」と思っていたのですが、叶わぬ夢でした。

使用しなくなってたのに、思い入れがあったかの如く言われ、厚生年金会館でのさだまさし公演を愛好していた私は、とても不愉快です。